自然の流れに合わせて育てることを大切に感じ、興味深い「月と農業」のお話を紹介しました。
春に草を取り、暖かい春の訪れをパインに知らせ 夏は草がパインを覆い、
強すぎる日差しを弱め 秋に草を取り、冬が近いことを知らせ
冬は草が北風からパインを守ります。 (パイン)
春は外に出て、心地よい新鮮な空気に触れたい。
夏は木の下の日陰で、昼寝したい。
秋は移り変わる季節の中で、風邪ひかないように注意。
冬は暖かい家の中で、のんびりしたい。 (農園はこすけ)
人も植物も一緒。
人と植物の間に、大きい壁を人間は作ってしまったのではないでしょうか。
先日、畑で草取りをしていると、近所の子供が遊びに来ました。
「土って柔らかいんだね」と、畑を走り回っていました。
未来を担う子供だからこそ、私の土に対するこだわりを話しました。
その男の子に言われた言葉が、私の心に残っています。
「人間は病気を治すために、薬を飲むでしょ。体を良くするために。だから薬っていいものでしょ。
なんで農薬は体に悪いの? なんで体に悪いのに農薬をまくの?パインは病気なの?」
まさに、私の原点の言葉です。
私は除草剤、殺虫・殺菌剤をまきません。
かつて私も男の子と同じ疑問を持ち、今の栽培方法に至ります。
農業の常識というサングラスをはずして畑を見たら、なんてことはない、それでもパインは元気なのです。
眩しく輝くパインが目の前にありました。