パインは植えてから1年半から2年で収穫になります。
夏に収穫したパインの株から、苗が何本か取れます。
その苗を1つ1つ手植えします。
苗はパインの実の頭の部分の葉(冠芽)を植えてもいいです。
西表の気候(亜熱帯)では、1年中雑草との戦いです。
西表では、草はやがて木になります。
冬になれば枯れる草はありません。
私は、草とパインのバランスを考えます。
パインが負けそうなら、草取りします。
湿気の多い畑も草取りします。
草の種類を見て、厄介な草も取ります。
雑草の花が咲いてたら急いで草取りします。
草とパインが共生する畑を見ると、これでいいのかと不安で仕方ない時も多々ありますが。
ただ、野菜を育ててる時、こんなことがありました。
水をあげ忘れて、慌てて見に行った時です。
野菜の周りに草があると、土が乾いてなく野菜が元気なのです。
ここに何かポイントがある気がしました。
パイナップルを育てるための 3つの条件
1年中 暖かいこと
パインは暖かいところでよく育ちます。
沖縄県では、年間の平均気温が22度なので、熱帯の果実といわれているパインも栽培できます。
しかし、冬は気温が下がるので、沖縄本島北部が栽培の北限(これ以上北では栽培できない)といわれています。
土の性質が酸性であること
パインは特に酸性の土が大好きです。
沖縄県内では主に沖縄本島北部と八重R地方で栽培されています。(これらの地域の土は酸性です)
土の性質の違う沖縄本島中南部や宮古島ではほとんど栽培されていません。
水はけがよいこと
沖縄本島北部や八重山地方では、水はけのよい山の斜面を切り開いてパイン畑にしています。
また、土地改良により、排水路などを作ってより良いパインを育てる努力をしています。
沖縄県は台風は多いことで知られていますが、パイナップルは台風に強い植物で、少しぐらいの風なら平気です。
また、パイナップルは水がそれほど必要ではありません。
このこともたくさん栽培されている理由の1つです。
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