ちょっと難しそうな表・・・
しかし、この表に重要なことが書いてあります!
まず、糖酸比とは何か説明します。
糖度はある程度以上あってもうま味はかわらない(ナシやミカンでは14度)が、酸は多いと酸っぱくてまずく、
少ないと「ぼけた」味になります。
例:酸度がリンゴ0.8以上では酸っぱくまずく、0.5程度で良好、0.3以下だとぼけた味になる。
糖酸比とは、可溶性固形物量(糖度計で測った糖度の数字)を酸量(酸度)で割った数字。
ミカンでは10〜14、ブドウでは30以上が良いといわれ、果実の種類によって異なります。
一般に熟度が進むほど高い。
糖度酸度ともに高く、糖酸比が高い果実は濃厚な味になります。
つまり、酸味も甘みも含めた、人の感じる美味さを数値にしたものですね。
この糖酸比、18以上が食味が優れており美味いとのこと。
ソフトタッチ(ピーチパイン)は、6月中旬〜9月上旬。
サマーゴールドは、6月上旬〜10月上旬。
上の表では、この時期が美味い時期ということになります。
ここで注意点が1つ。
このデータは沖縄本島の名護試験場でのデータなのです。
そこで、年間の平均気温を比較してみましょう。
八重山地方
| 月 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
| 平均最高気温 |
20.9 |
21.1 |
23.2 |
25.8 |
28.1 |
30.3 |
31.8 |
31.5 |
30.5 |
28.4 |
25.4 |
22.4 |
| 平均最低気温 |
16.1 |
16.4 |
18.3 |
21.0 |
23.5 |
26.0 |
27.3 |
26.8 |
25.5 |
23.5 |
20.6 |
17.7 |
名護
| 月 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
| 平均最高気温 |
19.3 |
18.9 |
21.2 |
23.8 |
26.5 |
29.1 |
31.6 |
31.2 |
30.3 |
27.6 |
24.2 |
20.8 |
| 平均最低気温 |
13 |
13.1 |
15.3 |
17.9 |
20.9 |
24.4 |
26.2 |
25.8 |
24.6 |
21.5 |
18.6 |
14.9 |
つまり、名護の6月中旬は、西表島の5月下旬といった感じになりますね。
このように、大まかに照らし合わせていくと・・・
ピーチパインの旬(糖酸比18以上)の時期は・・・5月下旬〜9月中旬。
サマーゴールドの旬(糖酸比18以上)の時期は・・・5月中旬〜10月中旬。
となりました。
これ以上の細かい数値は、試験場のお仕事なのでご了承下さい。
しかし、このデータには抜けていることがあります。
それは台風です。
台風が来ると見た目も味も少し落ちます。(農園はこすけの経験では)
そのため、8月中旬以降はイマイチの気がしました。
高温障害といった気温の影響も重要です。
そこで、農園はこすけの考える旬とは・・・
ピーチパイン 6月上旬〜8月中旬 と考えております。
(サマーゴールドは、まだ栽培年数が短いため模索中です。)
余談ですが、月と農業の話しに書かれていた一文を抜粋します。(南米のパイン農家のお話し)
パインの収穫集中期は、三日月〜満月3日後。
この時期(水分の上部拡散期)は、食味が良くジューシーだそうです。
つまり、6月・7月のこの時期が旬ということでしょう。(農園はこすけの見解です)
うっすらと うっすらと パイナップルの旬が見えてきましたね。
このように、いろいろな方向から見る「目」を持つことが大切です。
農園はこすけでは、パイナップルの収穫が始まり、甘みが安定してきてから皆様に発送しております。
この発送時期は、気候の影響により、毎年同じ時期ではありません。
しかし、自信を持って、ホントのパインを皆様にお届けしたいのです。
毎年お待たせしておりますが、どうぞ楽しみにお待ち下さい。
ホントのパインは、時期も大切なのです。
心を込めて育てたパイナップル。
皆さまがお召し上がりになる、その瞬間まで 農園はこすけはこだわっております。
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